人材能力開発コンサルティング

Human Development Consulting

「企業は人なり」・・・経営、組織運営の金言です。
リーマンショック以降、V字回復した会社のほとんどは
どんなときも「人(社員)」を大切にしてきた企業です。

組織は人(社員)の集合体です。
組織が成果を出したいのであれば組織を構成する「人=社員」を活かさなければ実現することは不可能です。
これまでの事例研究で、社員の意識やモチベーション、業務能力など無視したり軽んじても、短期的に業績を上げた例は多数あります。
その原因は、商品の品質が極めて高い場合とか、希少性がありマーケットニーズに合致していたり、驚異的な営業力、宣伝力だったりします。
しかし、しばらくすると競合が現れ、代替品が溢れ、サービスが悪く、苦情対応がうまくできない、
あるいは反感を買い、挙句は次の商品やサービスを生み出すことができない等が原因となって、かつてのその驚異的なパワーは
見事なまでに衰退して行く現実を見てきました。これでは、棚からボタモチ方式、神風が吹いたみたいに言われても仕方がありません。
企業は、持続的に競争優位性を堅持できなければ存在の意味を問われます。
そのためには、「人=社員」の活かし方、成長のさせ方、育成の仕方を組織運営の一部に組み込むことです。
経営の金言である「経営は人なり」は、この不変の重要な要素を今も私たちに教えてくれているのだと思います。

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