
コーポレート・ユニバーシティの企画・立ち上げ・運営
コーポレートユニバーシティ(Corporate University:CU)の概念、運営方式が日本に導入されて久しいですが、実際に企業内大学、企業内カレッジ、企業内ビジネススクールの継続維持を行なっている企業は少ないと言わざるを得ません。基本コンセプトの設計、オペレーションデザイン、プログラムの開発・講師の養成、その他一切のマネジメント業務を自社内で発掘することは事業会社の専門外であることから、なかなか円滑な運営は難しいのが現状です。私たちのような外部のコンサルタントの知見、ノウハウを活用することが成功の近道であることは言うまでもありません。企業内で学べる仕組みがどのような利点を生むかは大概は理解されていますが、一方で、本格的であり、かつ専門家による学習する環境整備を行わないと参加社員からの信頼性や共感を得ることは程遠くなり、受講意欲や学習態度に支障をきたすことになり、継続が困難になるのです。
【事例①】外資系製薬メーカーの臨床開発本部の社員(300名のうち約250名を対象)へのビジネススキル習得の機会を提供するもの。
■導入企業 | 大手外資系製薬会社 |
■受講対象者 | 臨床開発本部職員(一般職・管理職) 約250人 |
■開講期間 | 一般職2クラス、管理職1クラス計3クラスに分けて年間を通じて開講。 |
■クラス数 | 一般職月1クラス1日間計2日間、管理職月1クラス2日間 |
■プログラム数 | 一般職1クラス6プログラム計12プログラム、管理職12プログラム |
■開講コンセプト | 人間力の養成とビジネススキルの醸成による個人と組織のビジネス競争力の強化 |
■コンテンツの設計趣旨 | ビジネスパーソンとしての役割、責任、人間性の大切さを認識することに重心を置き、対人関係への影響力等人間力養成のための自己認識力、自己開発力に関するコンテンツと、専門知識や専門技術の向上のみならず、ビジネス社会で通用する仕事の仕方や効率的、効果的に成果に結びつけるためのビジネススキルの向上に主眼を置いたものを製薬業界の臨床開発の業務に流用できるものを優先的にプログラム開発を行いました。 |
■この学習システムの特徴 | 受講対象の一般職者と管理職者は概ね上司と部下の関係にあることから、プログラムの内容やレベルの違いはありながらも、一貫して整合されたプログラムを設計したことにより、根幹に置くべきことを互いに共通認識に立ちながら学習できたことが、相互理解につながり関係性の向上にも寄与することができたこと。また、長期間に及ぶ学習により、様々な知見や事例を知り研修することによってシミュレーションされたことが、自分自身に対する自信につながり意欲、成長、成果に貢献できたこと。 |
■研修プログラムのご紹介(一部) | (1)一般職
(2)管理職 |